モテは恋愛の不純物かも → 非モテの方がいい恋愛ができるかも?

オイラのごく個人的な経験から言うと、モテを排除した恋愛の時の方がずっと燃えるんですよね。
自分がモテてるときの恋愛って、なんか薄い。*1
また、モテる女の子と恋愛してるときも薄い。
自分がモテてるときって、女の子は、なんていうか、ぼくのコアのところをとらえてくれてなくって、その女の子の脳内に勝手に創り上げたぼくのドッペルゲンガーに入れ込んでる感じなんですよ。
また、モテな女の子と恋愛しているときって、その女の子と付き合っていること自体で(意識しないように心がけるんだけど)無意識のうちにぼくのプライドが満たされてしまって浮足立つというか、その女の子自身も、モテである自分が付き合っているという現状をどっかで意識していて、また、まわりの目とか感情とか、嫉妬されるのが快感だったりとか、そういうノイズがたくさん入ってきて、集中できないというか、いや、そうじゃないな、本当に問題なのは、なんていうか、ぼくとその女の子をくっつけている力場は、じつは恋愛力場ではなく、モテ力場なんじゃないのかとか、実際にはそうでなかったとしても、そういう錯覚がどんどん入り込んで、恋愛自体が、どこか、ディズニーランド内の人工の自然や人工の街並みみたいな感じがしてしまって、ほんとうの野山の自然の瑞々しい美しさ、命の輝きがない希ガス
で、どちらかというと、非モテな女の子と恋に落ちたときの方が、オイラ的には、激しく燃え上がることが多い。その女の子は、ぼくのコアのところをしっかりとつかまえてくれてる感じで、ぼくも、その女の子それ自体が心の底から愛しいという感覚が制御不能にせり上がってくる感じで、なんていうか、お互いそれが直感的に分かるわけですわ。セックスも、単なる肉体的快楽とかじゃなくって、二人が溶け合うというか、はるかな高みへ登りつめるというか、なんかうまく言えないけど、とにかくめちゃ燃える。
というのがあるので、ぼく個人の感触としては、モテは恋愛の不純物のような気がするんですよね。
なので、非モテの方が、むしろ、より素敵な恋愛とかセックスができる可能性があるんじゃないかとか、チラリとそんなことを思ったりしました。
で、なんでそんなことを思ったかというと、この記事から受ける印象が、モテと恋愛がまるで同一直線上にあるような感じで、違和感を感じて、それを言葉にしてみたかったわけです。

*1:部署の異動、転職、職種替え、起業などで、自分の所属集団や立場が変わると、みょーにモテるようになったり、ぜんぜんモテなくなったりする。また、個々の女の子の好みによって、やたらとオイラの評価が高かったり、逆に毛嫌いされたりする。人生のステージによる変動も激しい。それは、オイラが誤解されやすい性格であるためなのか、それとも正解されやすい性格のためなのかは謎である。