タダごとではない旨さのトマトソースができてしまった


今朝、いままでやったことのない作り方*1で作ったトマトソースをスパゲティーに絡めて食べました。


最初は「おお、おいしいじゃん」とか思いながら、食べながらテレビを見ていたのですが、
しだいに、「うお。すごい旨いな。はんぱないな。」という思いがどんどん強くなり、
やがて、「オイシイ」という感覚で脳がいっぱいになって、
ついには、テレビの内容がほとんど頭に入らなくなり、テレビを消して、ひたすら味わうことに専念しました。


いったいなぜ、これほど劇的においしくなったのか要因が複数考えられますので、
以下に、今回のトマトソースがいままでと違う点を列挙します。



料理用トマトを使った

いままでは、普通の食用トマトを使っていたのですが、今回は料理用トマトを使いました。


普通のトマトと料理用トマトでは品種が違うらしいです。
らしいです、というか、見るからに全然別物で、料理用トマトはなんだか赤ピーマンみたいな形と手触りです。


普通のトマトは、生で食べやすいように、皮が薄くなっています。
このため、普通のトマトは畑で完熟させると崩れてべちゃべちゃになってしまいます。
だから、普通のトマトは畑で完熟する前に収穫し、スーパーの店頭に並びます。
要するに、「完熟」とラベルが貼られて売られている普通のトマトは、本当は完熟ではないのです。


これに対し、料理用トマトは皮が厚い品種であるため、畑で完熟させてから収穫されてスーパーの店頭に並びます。


今回おいしかったのは、この完熟パワーが原因だった可能性が考えられます。


ちなみに今回買った料理用トマトは4つで150円で、普通のトマトと同じ値段でした。


下ごしらえとか一切やらなかった

先日、ためしてガッテンで「トマトは下ごしらえするな」というのをやっていたので、
今回は下ごしらえは一切やらず、単にトマトとタマネギとニンニクをフードプロセッサに放り込んで粉砕しただけのものをつかいました。


トマトは洗っただけで皮は剥きませんでした。
半分に切っただけのものを種も取らずにそのままフードプロセッサに放り込みました。
トマトは皮ごと粉砕すると、トマトの皮のペクチンという成分のせいでとろみのあるトマトソースになるらしいからです。
また、トマトは種の部分にうまみが凝縮されてるらしいからです。
というか、普通のトマトでも種の部分をじゅるって吸うと、すごくオイシイから、だいたい想像がつきますが。


まったく手間がかからず、一瞬で出来ました。


ちなみに、最近のフードプロセッサは安いです。ぼくのは5千円でしたが、3千円くらいからあります。



トマトソースを一晩寝かせた

前日にトマトソースを作り、電子レンジでチンしておきました。



生のマッシュルームを使った

あらかじめ生のマッシュルームを切ってオリーブオイルで炒めてから、ついでに牛肉を炒めて*2
そこにゆでたスパゲティを入れて、最後にトマトソースを絡めてしばらく混ぜました。






以上が考えられる要因ですが、このうち、どれが決定的な要因なのかはよく分かっていません。
これから試行錯誤して、このタダごとでない旨さの原因を追及してみようと思います。


また、いろいろなハーブ野菜を入れるなどして、究極のトマトソーススパゲティを追求してみたいと思います。

*1:ボク的には

*2:オイラは牛肉にはアレルギーでないことが判明したので